長野の秘湯！白骨温泉。旅館や街の様子を紹介！

 2020-02-23

2020年2月、夫と長野県の白骨温泉（しらほねおんせん）に行きました。
松本市の山間部にある小さな集落で「中部山岳国立公園」内にある、自然溢れる静かな場所です。

愛知県からのアクセス

車の場合：東海北陸道「飛騨清見」インターより国道158号線を走ります。
所要時間は約3時間半ほど。
ひたすら山道です。助手席にいた私はジグザクな道で車酔いに…。
途中コンビニはありません（道の駅はあります）
飲み物など買っておくといいかもしれません。

一本道でした。

便数は多くありませんが、公共交通機関を使用しても行くことができます。
松本駅、もしくは新島々（しんしましま）駅よりアルピコ交通のバスが運行されています。
ただ、1日2便のようです。

もし宿泊を検討している場合、宿泊施設からバスでの送迎を行っている旅館もあります。
予約時に問い合わせてみてください。

旅館

私たちがお世話になったのは「白骨ゑびすや」さん。
温泉街には各宿泊施設への案内板があるので、名前に沿って向かえばOK。
こちらは奥の方にある旅館で、向かう道がとっても狭かった…車1台ギリギリです。

お部屋は広くてとっても素敵！

座卓の上には緑茶と、ホテルオリジナルのお菓子がありました。
（隣に「白船グランドホテル」というホテルがあり、こちらの旅館は姉妹館だそうです）

白骨温泉の泉質

白骨温泉の主な特徴は「お湯が白い」「硫黄泉」。
その昔、お湯の白さが足らないということで入浴剤を混ぜていた…という一件がありましたね。
今はもう無い（はず！）です。
お湯が湧き出る時は無色透明で、だんだん白くなっていくそう。
自然の色なので、時期によってムラがあるようですね。
硫黄の香りはかなり強く、旅館中硫黄の香りが漂います。

主な効能：　神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・慢性消化器病・痔疾・病後の回復期・疲労回復・健康増進・慢性婦人病他

白骨温泉は「3日入ると、3年風邪を引かない」と言われているそう。
こちらのお風呂は洗い場も半露天で、最初はかなり寒かったです。
お湯に浸かりお風呂を出てからビックリ！身体がポカポカと暖かくなりました。
いつもお風呂を出てすぐ靴下を履いても冷え切る私の脚が長い間暖かったのは温泉の効果に違いない！

温泉街

夕食前に街を少し散歩しました。

20分ほどあれば街の中を回れてしまうくらいの小さな集落です。

温泉街にはお土産屋さんが1件、観光案内所もあります。
ただこの案内所は6時に閉まります…私たちが到着したのは18時ごろ。遅かった…！

観光案内所には温泉街の地図と日帰り入浴の案内板があり、最新情報が随時更新されています。
ただ冬季はいくつかの施設が営業をしていません。
狙って行ったのに開いていない…！なんてことがないよう、事前チェックをおすすめします。

信州産の食材を使った夕食

夕食は大部屋で「白骨会席料理」をいただきました。
信州産の旬の食材、最近開発された「信州サーモン」や地元の山菜等、地産地消にこだわったお料理です。
「信州サーモン」は本当のシャケではなく、ニジマスとブラウントラウトを掛け合わせた魚だそう。
色はほんのり赤いですが味はサーモンと違いサッパリ味。とても食べやすいです。
長野県産のりんごで作られた「かもしかシードル」を頂きながらお料理を楽しませて頂きました。

私は甲殻類が合わない体質のため、予約時にその旨を伝えました。
海老饅頭の代わりに山菜の炊き合わせをいただきました。シェフさんありがとう！

山菜とお魚で構成されたメニューは美味しく、お腹にもやさしいお料理でした。

夕食後、一日中運転し夕食に日本酒を飲んだ夫はあっという間に眠りに落ちました。

おやすみ〜

久しぶりに畳の布団で眠りました。
ベッドに慣れていると、ちょっと硬いですね。

2日目：朝食

おはようございます。
こちらの温泉は一晩中入ることが出来るので、お風呂にはいり朝食会場へ。

朝ごはんも豪華！

白骨温泉名物「白骨温泉粥」は、温泉の湯を使ったおかゆです。
これがまたとても美味しい。ご飯のお供はたくさんありますが、おかゆだけで食べられます。
隣はバター風味の湯豆腐。和風なんだけど洋風で美味しかったです。

たった2日でしたが、お料理とお風呂でパワーチャージできました！

静かなところでのんびり過ごしたい…そんな時は白骨温泉をおすすめします。

東京方面からは、新宿から松本行きの高速バスが出ています。
また、北陸新幹線で長野経由で行くことも出来ますよ。

まとめ